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2015年3月28日

トウヤマタケオ x 阿部海太郎「2台のピアノによる演奏会 vol.4」

umi_to_yama-12.jpgトウヤマタケオ x 阿部海太郎「2台のピアノによる演奏会 vol.4」

出演 トウヤマタケオ 阿部海太郎

2015年3月28日(土)
開場 17:00 開演 17:30

料金 予約3,000円 当日3,500円(中学生以下無料)
予約方法:p-hour@leto.eonet.ne.jpまで、件名に「with piano」として、
お名前、お電話番号、予約枚数をお知らせください。


会場:元・立誠小学校
(京都市中京区蛸薬師通河原町東入)
http://www.rissei.org/

ピアノに向かいながら作曲に悩むと、ふとトウヤマさんならどう乗り越えるのかなと考えます。
トウヤマさんと、その音楽に出会う前は?
いや、その存在を知る前から、いずれはその人に出会えると思っていました。

阿部海太郎

ピアノという楽器を考える。
ピアノは何故、薄暗い箱の中で演奏者の視線からも遮断された場所で音を鳴らすのか?
それはあまりに楽器として複雑になり過ぎたからに違いない。
内部のグロテスクさを隠すため。機能の脆弱さを保護するため。
そしてそれは、西洋音楽が辿ってきた歴史そのものだ。
世界に無数にある音律を無理矢理、平均律に押し込めた。
作り上げた理論を視覚化したのが鍵盤だ。枝葉末節は隠蔽された。
ピアノをディスり過ぎって?
でも、僕たちはこの決められた音律の中で無数の夢を織り上げることが出来るのを知っている。
与えられたカードが限られているが故に、僕たちは海と山から集ってこのゲームに参加する。
「海」は何を考えて、この一音を変化させたのか?「山」は何故この和音を汚しにかかるのか?
さあさあ、お立ち会い!
西洋音楽の怪物と格闘する男二人の戦いをご覧あれ!

トウヤマタケオ

企画・制作 WINDBELL

takeotoyama2014.jpegトウヤマタケオ takeo toyama http://www.takeotoyama.info/
作曲家。鍵盤奏者。編曲家。
クラシック、ジャズ、ロック、フォークロアなどのジャンルを、越境し、放浪する音楽家。
ソロピアノ演奏の他に、画家nakabanとの幻燈ユニット"ランテルナムジカ"、8ビート偏愛ユニット"PATO LOL MAN"など、活動は多岐に渡る。
近年のリリースはピアノソロ作品集「Waltz in March」歌ものアルバム「飛ばない日」など。昨年2月には、チェリスト徳澤青弦との新ユニットThrowing a Spoonで「awakening」をリリース。
阿部海太郎が作曲家として参加した2013年のミュージカル「100万回生きたねこ」に楽団長として関わっている。


unnamed.jpg阿部海太郎 Umitaro ABE http://www.umitaroabe.com/ 
作曲家。幼い頃よりピアノ、ヴァイオリン、太鼓などの楽器に親しむ。
東京藝術大学とパリ第八大学にて音楽学を専攻。
音楽理論や音楽史を独自に解釈し、自由な楽器編成によってユニークな音楽世界をつくり出している。
2008年より蜷川幸雄演出作品の劇音楽を度々担当するほか、舞台やテレビ番組などの楽曲も手掛けている。
2013年にイスラエルの演出家、インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック演出のミュージカル『100万回生きたねこ』の作曲と音楽監督を務めた。
『シネマシュカ、ちかちかシネマシュカ』(2012年)、『The Gardens -Chamber music for Clematis-no-Oka』(2013年)などこれまでに4枚のアルバムを発表している。