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2011年3月30日
P-hour presents 『MUSICS』 ON FILLMORE Japan Tour 2011 with MIX by JIM O'ROUKE
東北地方太平洋沖地震の影響に伴う
P-hour presents 『MUSICS』の公演内容変更のお知らせ。
2011年3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた皆様には、心よ りお見舞い申し上げると共に一日も早い復興をお祈り申し上げます。
今回の事態を受けまして、3月16日現在、米国政府がアメリカ国民の
日本への渡航自粛勧告を行った為、On Fillmoreのダーリン・グレイ氏、グレン・コッチェ氏が来日出来なくなってしましました。
このような状況の中、今回のイベントを開催すべきかどうか、悩みに悩みながら、関係者や出演者の方々とも協議した結果、今は被災地の方々や、様々なご苦労
をされている近隣地域、関東地方の方々の事を心に刻みながら、メトロとして出来る事をやる事が、私達のような場所をやらせて頂いている者の今出来る役割か
と思い直し、ジム・オルークさん、カヒミ・カリィさん、大友良英さんとご一緒に、P-hour presents
『MUSICS』を開催させて頂きたく思います。
何卒ご理解いただけますようお願い申しあげます。
尚、On Fillmoreの出演中止に伴う払い戻し等の詳細につきましては、
後日あらためてメトロのHPにてご案内いたします。
お手持ちのチケットは、紛失等されないよう大事に保管いただきますようお願い致します。
最後に、被害に遭われたみなさまへ、心よりお見舞いを申し上げるとともに、1日も早い復旧をお
祈り致します。
CLUB METRO・P-hour
2011年3月30日(Wed.)19:00open 20:00pm start
Special LIVE:
JIM O'ROUKE、カヒミ・カリィ、大友良英
会場:club metro(京都市左京区川端丸太町下ル京阪丸太町駅2番出口 恵比須ビルBF)
http://www.metro.ne.jp/
前売3000円(ドリンク代別途) 当日3500円(ドリンク代別途)
前売はチケットぴあ(0570-02-9999/0570-02-9966、Pコード:133-623)
ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:57286)にて3/5より発売
※前売発売場所:ぴあカウンター、セブンイレブン、サークルKサンクス、ローソン
※前売りメール予約→ticket@metro.ne.jpで も受け付けています。
前日までに、公演日、お名前と枚数を明記してメールして下さい。
世界をまたに掛けるオルタナティヴ・シーンにおける帝王「ジム・オルーク」が、『世界一信頼を置いている』と公言するなど、アンダーグラウンドのコミュニ ティで絶大な評価を得ているベーシスト「ダーリン・グレイ」と、アメリカを代表するロック・バンド[ウィルコ]のメンバー、またソロとしても世界的な注目 を浴びているドラマー/パーカッショニスト「グレン・コッチェ」による、コンフューズとコンフォートが同時に押し寄せる、シカゴ産、最強のリズム・セク ション・デュオ「On Fillmore」がいよいよそのベールを脱ぐ!ジム・オルークの歴史的名盤『ユリイカ』でもその手腕を発揮した最強の2人が、リズム・セクションの可能 性を無限に拡げ、美しく、いつまでも耳に残るメロディ、ドライヴするリズム、複雑なコラージュ、アップライト・ベース、アンユージュアルなパーカッショ ン、フィールド・レコーディングス、反復、ヴィブラフォン、様々な楽器...etc、未知なる不思議な世界へのイマジネーションを膨らませる、魅惑のコンテン ポラリー・オルタナティヴ・ジャズ!今回は盟友ジム・オルークも"もう1人のメンバー"としてその場でサウンドMIX、PAとして参加!!
そしてゲストLIVEには、個性的なウィスパー・ヴォイスと多彩で先鋭的な音楽性が世界でも高い評価を獲得してきた「カヒミ・カリィ」と、世界のフリー ミュージック・シーンの牽引者「大友良英」のデュオが登場!近作の『NUNKI』や『IT'S HERE』ではジム・オルークや大友良英がプロデューサーと参加し素晴らしい成果をあげている。囁くように歌うカヒミさんに寄り添うような温かいギター。 微細な音の粒子が静寂な空間に層を成していく。音は静寂から生まれ、静寂に包まれ、静寂の中に消えていくことを実感する。今宵は稀有な感覚で新たな音世界 を紡ぎ出す5人の音楽家達の邂逅が、未だ誰も辿り着いてない不思議な音世界へと聴くものを誘う夜!
Jim O'Rouke
http://bls-act.co.jp/artists/jim-orourke
アメリカ「ポスト・ロック」シーンの牽引者。1969年シカゴ出身。10代後半にデレク・ベイリーと出会い、ギターの即興演奏を本格的に始める。その後、 実験的要素の強い自身の作品を発表。ジョン・フェイヒイの作品をプロデュースする一方でガスター・デル・ソルやルース・ファーなど地元シカゴのバンドやプ ロジェクトに積極的に参加。「シカゴ音響系」と呼ばれるカテゴリーを確立。プロデューサーとして過去に関わったのは、ジョン・フェイフィ、ファウスト、サ ム・プレコップ、くるり、サンガツ、ステレオラブ、ハイラマズなど。リミキサーとしても、トータス、さかな、パステルズ、マイス・パレードなどを手がけて いる。また、マース・カニンガム舞踊団の音楽を担当するなど、現代音楽とポスト・ロックの橋渡し的な存在となる。1999年にはフォークやミニマル音楽な どをミックスしたソロ・アルバム『ユリイカ』を発表、インディーズのリリースながら、日本でも数万枚を記録。近年ではソニック・ユースのメンバー兼音楽監 督としても活動、より広範な支持を得る(2005年末に脱退)。2004年には「Wilco/Aghost is born」のプロデューサーとして、グラミー賞を受賞、本国でも現代アメリカ音楽シーンを代表するクリエイターとして、高く評価されている。日本文化への 造詣も深く、「くるり」のプロデュースを始めとして、ボアダムス、カヒミ・カリィとのコラボレーションや、映画監督、若松考二の作品の評論など様々な活動 を行っている。
カヒミ・カリィ
http://www.kahimi-karie.com
1968年生まれ。'91年デビュー以降、国内外問わず数々の作品を発表、'98年 '99年、全米でベストアルバムが発売され、NYC を皮切りにUSツアーを行う。NHKFMのパーソナリティー、連載コラム、映画コメント執筆、字幕監修なども手掛ける。 '03年アルバム「Trapeziste」をリリース、この年から菊地成孔氏、大友良英氏のソロアルバムや、ONJOのメンバーとして欧州ツアーにも参 加。'06年にモロッコで撮影された映像を収録したDVD「kochab」、大友良英氏、ジム・オルーク、ヤン富田氏との共同プロデュースによるアルバム 「NUNKI」をリリースし2月のツアーを皮切りに全国各所でのフェスやイベント、彦根城400年祭の能舞台でのライブなどに出演。08年,ビクター80 周年記念アルバム「Music For Nipper」をプロデュース。他、09年9月放送のNHK ドラマスペシャル「最後の戦犯」、「白州次郎」に歌唱参加など活動も多岐にわたる。'10年6月に自身初作曲した楽曲を中心に録音された新しいアルバム 「It's Here」(大友良英、ジム・オルーク、山本達久、山本精一参加/敬称略)、そして自身の経験を生かしママ&ベビー用スキンケア商品「Preens」のプ ロデュースを手掛け、こちらも同じ6月に発売。9月3.4日には出産復帰後発となる約4年振りのアルバムリリースライブがビルボードライブ東京にて行われ た。現在「MYLOHAS.net」でブログを、「SPUR- music page / music tide」('10/12月にて終了)「Veggy Steady Go ! / ベジタリズモ 」でコラムを連載中。
大友良英
http://www.japanimprov.com/yotomo/yotomoj
http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam
1959年生。ギタリスト/ターンテーブル奏者/作曲家/プロデューサー。ONJO,INVISIBLE SONGS、幽閉者、FEN等常に複数のバンドを率い、またFilamnet, Joy Heights、I.S.O.等数多くのバンドに参加。常に同時進行かつインディペンデントに多種多様な作品をつくり続け、その活動範囲は世界中におよ ぶ。ノイズやフィードバックを多用した大音量の作品から、音響の発生そのものに焦点をあてた作品に至るまでその幅は広く、ジャズや歌をテーマにした作品も 多い。映画音楽家としても田壮壮監督「青い凧」等の中国映画から相米慎二、安藤尋、足立正生、田口トモロヲといった日本を代表する映画監督の作品,横浜聡 子等若手監督の作品、テレビドラマ、CFの音楽等、数多くの映像作品の音楽を手がける。近年は美術家とのコラボレーションも多く、自身でもサウンドインス タレーションを手がけ、2008年には山口YCAMでの大規模展示「Ensembles」展を行う一方、障害のある子どもたちとの音楽ワークショップにも 力をいれている。著書に「MUSICS」(岩波書店)「大友良英のJAMJAM日記」(河出書房)がある。